気持ちを切り替えてあたしはドアを開けた。





あたしが今見ているのは、あの時のような世界じゃない。





忘れることにした。






なにもかも・・・・。





無我夢中で接客をした。





それは、それで楽しかった。






もう仕事をあがる時間だ。






控え室に行ってあたしはすぐに着替えて店の外に出た






携帯を見たら篤からメールがきてた。






『仕事お疲れ様。疲れてないんだったら今日俺の家に泊まらない?』




疲れてる・・・・けど、今日は誰かと一緒にいたかった。
だから、行くことにした。





『疲れてるけど、なんか行きたいから行くわ。』






すぐに返信はきた。





『わかった!じゃあ、待ってるな』