篤とはもう何回もヤってしまった。



もう慣れていた。



篤とヤりながらあたしはまだ勇人のことを考えていた。



ヤってるのにほかの男のことを考えるのは最低かもしれない。



だけど、篤とあたしの間には愛なんてなかった。



だから、何をしても何も思わなかった。


きっと篤もそうなんだろう。



分かってるからできた。







だけど、あたしは気が付かなかった。篤の気持ちの変化に。








仕事を始めた。



キャバだった。



最近は慣れてきて楽しかった。



勇人のことや家のことを忘れるので必死だった。



篤から最近よくメールがくる。


前よりも優しくなったような気がした。


いつも仕事をする前に携帯を見る。


今日は珍しく留守電がはいっていた。


留守電は、、、愛美だった。


久しぶりに声を聞きたくて聞かずに消さず聞くことにした。