「内緒。お前が言ったら言うわ。」





「えっ!?うち絶対言わない。」





「仕方ねぇーな。」





勇人は砂浜に何か書き出した。




「る・・・い・・・・と・・・・?」


あたし?




「両・・・想・・い・・・・に・・・・」


嘘だ。



「な・・・・れ・・・・ま・・・・す・・・よ・・・・う・・・・に・・・」



・・・・一緒の願いごとしてる・・・・。
勇人?両想いだよ。




「わかった?」




あたしは、恥ずかしすぎて勇人を見ることができなかった。





「うん。勇人?」




「なに・・・?」




「あたしの願いごと聞いて?」




「う・・・ん。」




「あのね?あたしの願いごとはね・・・・。」