「へっ…?」


マヌケな顔をしながら坂田を見つめた。


坂田は照れ臭そうに顔を下に向けていた。


「本当なん…?」


改めて聞いてしまった。


「恥ずかしいから、何回も言わせないでよ…」


さらに顔を赤く染めていた。


そんな坂田が今まで1番可愛く見えてしまって、外にも関わらず、つい抱きしめてしまった。



「まぢ、好きだ!!」

何言っちゃってんの俺。
なんて思いつつも、体が先に動いてしまった。



坂田は慌てて周りをキョロキョロ見ていた。



どうやら、相当恥ずかしいらしい。



俺だって恥ずかしいさ。
なんて思いながら坂田を抱きしめていた。