「・・・ねえ、カイっ!!!」

「ん、何?」

「さっきの、誰?カイの彼氏?」

「はあ!?んなわけないじゃん!お兄ちゃんだよ、お兄ちゃん」

「え・・・お兄さん?カイの?」

「そうだよ」


私が答えても、結衣はまだ信じられないといった様子だった。