廊下に取り残された私。

その時 曲がり角から誰かが現れた。








「………あ」

武藤くんだ。

まだ帰ってなかったんだあ。



やっぱり
カッコイイ――……


こりゃモテるよなぁ…




「何見てんの」

「…へ!?」



イキナリ喋りかけられて声が裏返った。


てかっ…え!?
私 そんなに見てた!?




「見てませんけど…」

何で敬語なのっ

「ぜって―見てた
ていうかさぁ……」


「…!!!??」



武藤くんが私を廊下の壁に押し付けた。


待て待て待て~!!!??


何この急展開っ