「忘れないようにしろよ、ミユはドジっぽいし」

えっ!?


「私、ドジじゃないです!」

「本当かなぁ?」

「本当です!」
と言う私の返事を聞いてニヤニヤした大志さん。


大志さん絶対信じてない...。


「おいてくぞ」
「あっ、待ってください!」

次に案内されたのは庭。

バラなどがたくさん咲いていてすごくキレイだ。

わぁ、キレイ...!
と思いながら目をキラキラさせていた私。


「足元見てないと転ぶぞ」

「うわっ!」
転ぶ!と思いギュっと目をつぶった。

あ...れ?
転んでない...