「雅人とはうまくいってる?」

「……はい。多分」




バーカウンターの向こうは、一面大きなガラス張りになっている。

ここは、リバーサイド

川に街のネオンが映って、キラキラ輝いて美しい。



私はフルートグラスに口をつけながら、麗子さんの視線から逃れるように、窓の外を見つめた。