8月になった。そしてついにお泊まり会の日に‥!
「ヤッホー!花音、久しぶり!!」
待ち合わせの駅で大きな荷物を下げてやってきた結ちゃん。
結ちゃんがいるバスケットボール部は大会で初戦負けしてしまい、夏が早く終わってしまったのだ。
そして今日は夕方までびっしり練習があったのち、いったん家に帰ってこうやって来てくれたのだ。
「久しぶりだね、結ちゃん!荷物持とうか?」
「大丈夫大丈夫!部活で鍛えてるから。花音の家はこの近くなの?」
「うん。学校からは徒歩10分ぐらいだよ。」
「いいなー近くて‥。私なんて駅から15分だよ。遠いよー。」
そんな話をしながら私と結ちゃんは歩き始めた。
「花音は結構、閑静な住宅街に住んでるんだね。」
結ちゃんがあたりを見回しながら言った。
「実はそうでもないよ。夜になると騒がしくなるしね。」
そんな話をしながら私と結ちゃんは家に向かった。
「ここだよ。私の家。」
私は鍵をあけながら言った。
「私の家、誰もいないけどゆっくりして行ってね。」
「お‥お邪魔します!‥花音の家、すごく綺麗!」
見ると結ちゃんの目は輝いていた。
「私の家はマンションだから、広い家て憧れる。」
「そう?私はいつも一人だから家族に囲まれて生活している結ちゃんが羨ましいな。」
それはいつも私が思ってることだった。
朝、起きても誰もいないし。話し相手もいなくてさみしい。
「花音の両親は?」
「両親は今、外国にいるんだ。音楽家で世界を飛び回ってる。」
「へぇー!かっこいい!!花音もピアノひけるし、橋村家てすごいね!」
結ちゃんからは嫌味を言ってるふうには聞こえず心から言ってるのが伝わってきた。
だって‥目がキラキラしてるから。
「全然、すごくなんかないよ。‥そうだ。今日の晩ご飯、何がいい?」
私はさりげなく話をかえた。
「私はなんでもいいよー。冷蔵庫から考える?」
「じゃあ、そうしようか。」
そう言って私は冷蔵庫をあけた。
「にんじんあるしじゃがいももあるから‥結ちゃん、今日はカレーにしようか。」
「やった!私、カレー大好きだから!一緒に作ろう!」
「うん!!」
そう言って私と結ちゃんは夕食を作り始めた。
「ヤッホー!花音、久しぶり!!」
待ち合わせの駅で大きな荷物を下げてやってきた結ちゃん。
結ちゃんがいるバスケットボール部は大会で初戦負けしてしまい、夏が早く終わってしまったのだ。
そして今日は夕方までびっしり練習があったのち、いったん家に帰ってこうやって来てくれたのだ。
「久しぶりだね、結ちゃん!荷物持とうか?」
「大丈夫大丈夫!部活で鍛えてるから。花音の家はこの近くなの?」
「うん。学校からは徒歩10分ぐらいだよ。」
「いいなー近くて‥。私なんて駅から15分だよ。遠いよー。」
そんな話をしながら私と結ちゃんは歩き始めた。
「花音は結構、閑静な住宅街に住んでるんだね。」
結ちゃんがあたりを見回しながら言った。
「実はそうでもないよ。夜になると騒がしくなるしね。」
そんな話をしながら私と結ちゃんは家に向かった。
「ここだよ。私の家。」
私は鍵をあけながら言った。
「私の家、誰もいないけどゆっくりして行ってね。」
「お‥お邪魔します!‥花音の家、すごく綺麗!」
見ると結ちゃんの目は輝いていた。
「私の家はマンションだから、広い家て憧れる。」
「そう?私はいつも一人だから家族に囲まれて生活している結ちゃんが羨ましいな。」
それはいつも私が思ってることだった。
朝、起きても誰もいないし。話し相手もいなくてさみしい。
「花音の両親は?」
「両親は今、外国にいるんだ。音楽家で世界を飛び回ってる。」
「へぇー!かっこいい!!花音もピアノひけるし、橋村家てすごいね!」
結ちゃんからは嫌味を言ってるふうには聞こえず心から言ってるのが伝わってきた。
だって‥目がキラキラしてるから。
「全然、すごくなんかないよ。‥そうだ。今日の晩ご飯、何がいい?」
私はさりげなく話をかえた。
「私はなんでもいいよー。冷蔵庫から考える?」
「じゃあ、そうしようか。」
そう言って私は冷蔵庫をあけた。
「にんじんあるしじゃがいももあるから‥結ちゃん、今日はカレーにしようか。」
「やった!私、カレー大好きだから!一緒に作ろう!」
「うん!!」
そう言って私と結ちゃんは夕食を作り始めた。