「うん‥。本当に何だったんだろう‥。」
話ながら私と結ちゃんは体育祭の得点板のところまで来ていた。
「‥ねぇ、花音て笹川のこと好きなの?」
結ちゃんが聞く。
「えぇ!!そんなんじゃないよ!私はただ笹川くんと話したりするのが楽しいだけで‥。べ‥別に恋愛感情があるわけじゃあ‥」
自分でもびっくりするくらい動揺している。私はただ‥
「へぇー花音が笹川をねー。」
結ちゃんがニヤニヤしながら言う。
「だからそんなんじゃないてば!からかわないでよ!‥‥ッ!」
そんなときにさっきよりもすごい風がふいて思わず手で顔をおおってしまった。
その時‥
「危ない!!!」
そんな声が聞こえて来た。
何かの影がよぎった気配がして、振り向くと得点板が倒れてくるところだった。
よけられない‥
よけられず目をギュッと閉じたとき
ドンッ!!!
誰かに突き飛ばされた。
バタン!!大きな音を立てて得点板は倒れた。まわりもこの音を聞きつけ騒ぎになっていた。
「か‥花音、大丈夫!?特に、手とか大丈夫!?」
結ちゃんが駆け寄ってきた。
「う‥うん‥。だ‥大丈夫‥。結ちゃんは?」
「私も誰かに突き飛ばされて無事だった。」
結ちゃんが向けた視線に私も向ける。
倒れた得点板の近くで肩で息をしている樹生くんがいた。
「樹生!!!」
結ちゃんが樹生くんに駆け寄った。
私も樹生くんに駆け寄る。
「樹生、大丈夫!?血が出ているじゃない!」
結ちゃんが言う。見ると樹生くんの右腕からは血が出ていた。
「‥こんなの大したことない‥。それより結と橋村は大丈夫か?」
樹生くんの額には汗がうかんでいた。
「私と花音は大丈夫。」
「そっか‥。ならよかった。‥じゃあ、俺はちょっと保健室行ってくるよ。橋村さんついてきてよ。」
急に話をふってくる樹生くん。
「えっ!?な‥なんで!?」
そして戸惑う私。
話ながら私と結ちゃんは体育祭の得点板のところまで来ていた。
「‥ねぇ、花音て笹川のこと好きなの?」
結ちゃんが聞く。
「えぇ!!そんなんじゃないよ!私はただ笹川くんと話したりするのが楽しいだけで‥。べ‥別に恋愛感情があるわけじゃあ‥」
自分でもびっくりするくらい動揺している。私はただ‥
「へぇー花音が笹川をねー。」
結ちゃんがニヤニヤしながら言う。
「だからそんなんじゃないてば!からかわないでよ!‥‥ッ!」
そんなときにさっきよりもすごい風がふいて思わず手で顔をおおってしまった。
その時‥
「危ない!!!」
そんな声が聞こえて来た。
何かの影がよぎった気配がして、振り向くと得点板が倒れてくるところだった。
よけられない‥
よけられず目をギュッと閉じたとき
ドンッ!!!
誰かに突き飛ばされた。
バタン!!大きな音を立てて得点板は倒れた。まわりもこの音を聞きつけ騒ぎになっていた。
「か‥花音、大丈夫!?特に、手とか大丈夫!?」
結ちゃんが駆け寄ってきた。
「う‥うん‥。だ‥大丈夫‥。結ちゃんは?」
「私も誰かに突き飛ばされて無事だった。」
結ちゃんが向けた視線に私も向ける。
倒れた得点板の近くで肩で息をしている樹生くんがいた。
「樹生!!!」
結ちゃんが樹生くんに駆け寄った。
私も樹生くんに駆け寄る。
「樹生、大丈夫!?血が出ているじゃない!」
結ちゃんが言う。見ると樹生くんの右腕からは血が出ていた。
「‥こんなの大したことない‥。それより結と橋村は大丈夫か?」
樹生くんの額には汗がうかんでいた。
「私と花音は大丈夫。」
「そっか‥。ならよかった。‥じゃあ、俺はちょっと保健室行ってくるよ。橋村さんついてきてよ。」
急に話をふってくる樹生くん。
「えっ!?な‥なんで!?」
そして戸惑う私。