『…ち......わ......い』
「え?」
『キモチワルイ!キモチワルイ!キモチワルイ!キモチワルイ!キモチワルイ!キモチワルイ!出ていけ!出ていけ!一生近づくな!一生触るな!一生喋りかけるな!気持ち悪い!!』
大声で叫んだから
お兄ちゃんとしょーちゃんも来た
しょーちゃんは関係ないけど......
『お前も気持ち悪いんだよ!兄のくせに!妹にこんなことして!キモチワルイ!キモチワルイ!キモチワルイ!キモチワルイ!キモチワルイ!』
叫んで、叫んで、叫んだ。
この時からだ。壊れたのは。
気が付いたら
3人は涙を流して下唇を噛んでいた