カチッとカラーペンの先をしまう。
こうして、夜に一日を振り返る。
数年前、携帯を持ち始めた頃書きはじめた日記。
引き出しに仕舞い込んでいた一冊だけ余ったノートが出てきて、勿体無く思ったことが始まり。
文字を書くことも授業以外では減って、特にノートが必要になる見込みも無い。
そんな感じで、誰に見せる事もなく地道に書き留めて現在まで続いている。
眠たい時は、睡眠優先で気が向いたらって感じだ。
低学年の時はお世辞にも綺麗と言えないくせ字を直す為に、
祖母の勧めで毎日のように書いていたけれど。
学年を追うごとによって、遊ぶことのほうが楽しくなってからはそう長くは続かなくなっていった。
何故か、目的が無い自発的に始めた今のほうが続いている。
(きっと、たまに書くくらいだからだろう。)
欠伸をしながら、ベッドに倒れ込む。
明日の事を考えているうちに、意識が遠のき眠りにつく。
今日は疲れていたせいもあって、寝付きが良かった。