高校生の時から、私は自分のことが不思議でならなかった。
恋愛感情が、どこかに飛んでいってしまっているようなきがしていた。

好きな人がまるでできなかったのだ。

そして、恋愛感情やらなんやらが本当にわからなかった。

好きな人、は本当に好きな人は私は多分大学生になるまでしなかった。

好きな人ができた今、それを実感している。

ただ、私の好きだった人は2人いることになっていて、私は高校2年生の冬、男の子に告白したのだ。

もちろん、振られた。

当たり前だ。1度も話したことのない演劇部女子に告白されてOKする男子なんていない。

でも、私はそんな結果にほっとすらしていた。だって、告白は儀式だったのだ。
私にも好きな子がいるよっていう儀式。
みんなと一緒に「告白する」っていう行為が私にとっては大切で結果なんてどうでも良かった。