そのままポールは私の足の上に着地した

あまりにも重いので激痛が走る。

「大丈夫っっ?わ、青くなってる!!」

葵が駆け寄ってきて、即座に私をひょいと抱えあげた。葵は、柔道を習っていて力持ちだ。気づくと、そこは保健室だった。

「まあまあ、すごくはれてる。当分バレーは出来ないわね」

「そんなぁ〜!??痛ッッッ!」

足が痛いことよりも、ショックだ。
私は親に迎えに来てもらうことにして、待ってる間に横になっていた。