数か月間ずっと遠目で見てるだけだった彼女は
驚いたように大きい瞳をさらに見開いて、俺をまっすぐに見上げた。
純粋でキラキラしてる目が、自分を見てる。
あんなに遠かった存在が
つーか、間近で見る破壊力がやばい。
あどけなさが残る小顔で目をぱちくりさせながらこちらを見てる。
なんかマシュマロみてえな雰囲気だ。
頬もぷっくりしてて大福みてぇ…って変態か、俺は。
無防備な可愛さに身もだえそうになるのを隠すのが大変だ。
てか会ってその後どうするっていう…
と、ポケットにガサリとなにかを見つけて取り出してみる。
これ…。