「ほいほーいっ♪」


まだ、おもしろがっていたが無視をした。


爽君って以外におちゃらけキャラなんやぁ。って、呑気に考えてるとき
あの人に見られてるなんて気づかんっかった。


「んじゃ、解散♪また、明日な。」


先生のながーい、話もやっと終わり帰れるときがきた。

すぐ、春のところに行った。


「はーるちゃん、一緒に帰ろう♪」


いつの間にか出来てる春の友達が一斉にこっちを見た。
なんか、睨んでない!?

何かうちしたっけ??頭に?マークを浮かばせながら、春を見た。
春は一瞬戸惑ったが、すぐ何かを決断したように



「うん、ええよ。みんな、ばぁい。また明日ぁぁ」


と、みんなに笑顔で手を振ってうちの手をつかんで教室の外に出た。


後ろではまだ、さっきの人らの視線を感じる..


「ねぇ、ちー覚えてる?そこの公園。」


ブランコと滑り台ぐらいしかない、小さな公園を指差した。


「うん、覚えてる。春と昔良く遊んだやんな。」


うん、と小さく頷く春。
いつもと態度が違う。


「春?」



「・・・・」



「なぁ、答えてや。」