「わ、私まだ龍輝の事好きじゃない、まだ気持ちがあんまりない」
と、正直に言うと龍輝は
「結婚してから好きになるのも遅くねぇ。人生はなげぇ。人生かけて俺の事を好きになれ。」
と言われ、思わず苦笑いが出た。
「そうね、龍輝に人生をかけてみる。その代わり、捨てると怖いわよ?」
と言うと、
「一生守るって誓うって言ったん聞こえなかったか?捨てられるとかくだらねぇ事考えてんじゃねぇ、俺がお前を捨てる時は俺が抗争でくたばる時だけだ。」
と、怒られた。
「じゃあ、他の女と遊びに行くようなことがあれば私は龍輝を殺すわ?」
「上等だ。そんときゃお前も道連れだ」
不思議と覚悟はできていた。
そんな話でしばらく、盛り上がり死ぬ事はあまりかんがえなくなった。