だがそれも長くは続かず

なかなか思いつかずに

ロングホームルームは終わりを迎えようとしていた


そこで私はあることを思いついて

つい

「あっ…。」

と、声を出してしまった

それを聞き逃すまいと夕暮くんが反応した


「なに?!美歌!なにか思いついた?」

ここまで大声で反応されては言うしかない。

そう思い

決心して私は口を開いた


「これがみんなの納得できるような意見かは

わからないけど

私なりに考えてみたんだけど

こーゆーのはどうかな?」

夕暮くんが間髪入れずに

「なになに?!」

と、ぐいぐい迫ってきた