「ねえ、夕暮くんお願い目を開けて。

夕暮くん!!!私を1人にしないで…


まだやり直さなきゃいけないことたくさんあるはずだよ。

これからも一緒にいるって約束…したじゃん。

屋上で…お昼ご飯…これからもっ…一緒に食べるんでしょう。

まだ夕暮くんにちゃんと名前で呼んでないよ…っ」



神様。私たちはなにがダメだったのでしょうか



たくさん失敗もしてきたかもしれない。

それでもそれなりに幸せにやってきたと…思ってたんだよ。


「返してよ、私の夕暮くんを…返してよっ!!!!!」


「また笑ってよ、夕暮くんの笑った顔がみたいよ…」


「いやあああーーあああーーっ」


泣きわめくしかできなかった。


止めようと思っても止まらなかった


夕暮くんに2度ともう会えない


あんな最低なことをしてなにも言えず

なにも謝れずに。

彼と会えなくなってしまった


もしもう一度会えるなら


伝えたい。


ごめんねって。


そして




大好きだよって。