「ほらほら、もう教室戻らなきゃ、5限遅れちゃうよ」

「そうだな」


2人で笑い合いながら


手をつないで教室に戻った


これからも

この先もずっと

こーやって夕暮くんの横に入られるって


そう思ってた。


過去のことなど忘れて幸せになれるって


ほんとにそう。思ってたんだ。