コンピューター室。
早く行かなきゃ。
もう帰っちゃってるかな
それでもまだ行ってみる価値はある!
伝えなきゃ
私の気持ち。夕暮くんくんに伝えなきゃ
コンピューター室をみるとまだ明かりがついていた
「夕暮くん…!!!」
ドアを開くと同時にそう叫んでいた
そこには私の大好きな
彼の姿があった。
「美歌?!?!」
驚いたようにこっちに目を向けてきた
「あの…夕暮くんに言わなきゃいけないことがあって」
息を切らしながら
夕暮くんに気持ちを伝えようとした
「どうした?落ち着いてからでいいよ
俺も話したいことあるし」
そう言われた
その時の夕暮くんの顔はとても優しい笑顔だった。
「私…夕暮くんがすき…っ!!!」
い、言ってしまったーーーっ。
いや。でも伝えたかった
ずっとこの言葉を言いたかったんだ
強くなって
夕暮くんの言葉が怖くなって下を向いた
突然ふわっと夕暮くんに抱きしめられた
「それ、本当?」
そんな質問に
「本当だよ!」
そう答えた