「やっぱり変だよおお。このアリス。はあ。」


何度見ても変だとしか思えないアリスの格好の自分を見ながら

そんなことをずっとつぶやいていた。


でもいまうじうじしてもしかたない!

もう行かなきゃいけないんだから!


そのままトボトボと自分の持ち場へ向かった


「確か。私は図書室だったな。」


そうして図書室に向かった


図書室の横はコンピューター室になっており

こっそり中を覗くと

そこには

夕暮くんがいた

「夕暮くん?!」

とっさに声をかけてしまい

しまったという気持ちが押し寄せてきた


「美歌?」

きょとんとした顔で私のことを見ていた

夕暮くんはけん玉だからかわからないけど

ピエロのような格好をしていた