ごめん、拓人

とゆう声と同時に

後ろから腕が回ってきた

なにがなんなのか頭がついて行かず

私はただ固まることしかできなかった。

「え、時雨…くん?」


やっとの思いで声を出せた


ただこの状況がなんなのかを確かめるために

時雨くんに問うことしかできなかった


「ごめん、美歌ちゃん…おれずっと黙ってようって思ってたんだ

だけど、止められなかった。

ずっと美歌ちゃんが好きだった

高校に入った時から

……美歌ちゃんが……拓人に出会う前から。」


突然の告白


突然の言葉

全てに頭がついて行かなかった。