「そうだね、私も遊びに行きたいな」
そう言って夕暮くんに笑顔を向けた
一時的に夕暮くんが固まっていた
「どうしたの?」
夕暮くんは手で顔を覆いながら
「やばい、今の美歌の笑顔と空の青さがすごく
あってて、ちょっとドキッとしたよ…」
え。
またこの人は
人をドキドキさせるよーなことをゆう。
あたしのほーが心臓ドキドキだよ。
「も、もう!早く学校行かなきゃ!千穂たちきっと待ってるよ!」
恥ずかしさを隠すようにして
私は1人走り出した
その後ろを
慌てて追いかけている夕暮くんがいた
こんな幸せな日々が毎日
これからもずっと
続くって
そう思っていた