みんなのその行為に

嬉しくて

視界がにじんでくるのがわかった

やばい、泣きそうだ。


でも我慢。


「じゃあ、その4人で夜班お願いします」

「では今日は以上で終わりです

明日からの土日頑張りましょう」

そうして今日のホームルームもおわり

そのまま放課後を迎えた


すぐに千穂の席に向かい

声をかけた


「ちほーーっっよかった?!」

「何言ってんの、いいに決まってるじゃん!一緒に

夜班がんばろう!」


そう言ってピースサインを向けて

笑いかけてくれた


やっぱり千穂のこうゆうところはだいすきだ

「ほんと、ありがとう、がんばろう!」


ほんとに頑張らなきゃ!!

あとは夕暮くんたちにも

声をかけてこよう。


「夕暮くん!」

雪倉時雨くんと一緒に帰ろうとしている夕暮くんを

引き止めた


「あ、美歌!どうした?」

「あの…ありがとうございます、

夜班一緒に引き受けてくれて…!」



「あー。そんなの当たり前じゃん、一緒に頑張ろうな」


笑いながら頭をくしゃっと撫でた夕暮くんは

そう言いながら


帰って行った