これからも、俺が愛しているのは、遥香だけだから。


遥香と出会ってから4年経っていた。



それでも、まだまだ新鮮で、時の流れがとても早く感じた。


こんなこと、しみじみ思うんだから、俺も歳だよな。



遥香が20歳になる頃は、俺は32歳か。




遥香が、大人すぎたから、歳の差をあまり感じていなかった。



だけど、実際の所はそうだよな。



年の差を、気にしないでくれている遥香に感謝だよな。




「尊、そろそろ眠ってもいいかな。」




「ん?眠くなった?」




俺の言葉に、遥香は頷いた。




「胸の音だけ聞かせて。」




「うん。」




服を浮かせてくれた遥香の胸の音を聞いた。




多少、喘鳴が聞こえるけど、ここまで収まったから大丈夫だろう。



「いいよ、もう眠りな。」



「尊は?まだ寝ない?」



「隣にいてほしい?」




「うん。」




今日の遥香は、素直で俺の歯車が狂いそうだった。



「じゃあ、ベッド行こう。」




「うん。」



それから、俺は遥香を抱きしめ深い眠りに入った。