私は机に顔を伏せた


もうやめたい…


レベルを落とそうか…

でも今からどこを狙うの?

今のままじゃどこも入れないよ…




コロンッ……


音がした机の奥を見ると

先輩からもらった第二ボタンが転がってた


私のお守り…


これを見るたび
先輩を思い出す

そして


待つこともなかったあの卒業式も…