「お前間隔空けてその返事はないって。
まあドジかもな。」



いくら優しい先生でも癪に触る発言だと思うのに
瀬名先生は笑って普通に受け流してくれて安心した。


それにしても食事に連れてってもらえるのが嬉しすぎて、
先生と一緒にいるだけで緊張してしまう。



「てか気まずいなこの雰囲気。
俺のことなんか気にしなくていいから二人話してよ。」

「じゃあ先生に質問していいですか。」



ナイス舞!



「まあ…答えられる範囲で。」



その後舞がいくつか質問をぶつけた。



「出身は?」

「神奈川。」

「血液型は?」

「A型。」

「やっぱり!」



予想どおりで思わず口にしてしまった。