『ああ。ちなみにどれくらいあるの?』
「取りたい講座が結構固まってるので、8月の1,3週だけですね、塾あるの。」
『なるほど。じゃ、その期間で迎えに行けそうな日あったら連絡するな。』
夢みたい……!
「ありがとうございます!
…あっ、でも私の通ってるとこ同じ高校の人もいるんで気を付けてください。」
『まじか……。じゃあ塾から少し離れたとこな。そしてバレないようにヒゲでも生やしておくわ。』
絶対先生今、はにかんだ笑顔してる。
受話器の向こうの先生の顔を想像して1人で笑う。
『じゃ、明日終業式遅刻するなよ。』
「先生こそ遅刻しないでくださいよ。去年の終業式みたいに。」
『大丈夫。今日はアルコール少ししか摂取してないから。』
少し摂取してるんだ……。
どうりで少し陽気だったり、本音を言ってくれたわけだ。
「じゃ、先生また明日ね。」
『おう。優佳も早く寝ろよ。おやすみ。』
「おやすみなさい。」
私は電話を切り、先生の声を思い出しながら寝た。
「取りたい講座が結構固まってるので、8月の1,3週だけですね、塾あるの。」
『なるほど。じゃ、その期間で迎えに行けそうな日あったら連絡するな。』
夢みたい……!
「ありがとうございます!
…あっ、でも私の通ってるとこ同じ高校の人もいるんで気を付けてください。」
『まじか……。じゃあ塾から少し離れたとこな。そしてバレないようにヒゲでも生やしておくわ。』
絶対先生今、はにかんだ笑顔してる。
受話器の向こうの先生の顔を想像して1人で笑う。
『じゃ、明日終業式遅刻するなよ。』
「先生こそ遅刻しないでくださいよ。去年の終業式みたいに。」
『大丈夫。今日はアルコール少ししか摂取してないから。』
少し摂取してるんだ……。
どうりで少し陽気だったり、本音を言ってくれたわけだ。
「じゃ、先生また明日ね。」
『おう。優佳も早く寝ろよ。おやすみ。』
「おやすみなさい。」
私は電話を切り、先生の声を思い出しながら寝た。