家!?


それって…



「家ではその…そういうことしたりしたの?」

「え、う…うーん、まあ、ね。向こうも大学生だし。」



舞の照れた顔が乙女そのもので、
美人なのもあるのか同性の私でも惚れてしまいそうになる。



「って優佳だっていくら精神年齢がガキだといっても、20代の男性と付き合うんだから、多少は覚悟しておいたら。
する覚悟にせよ断る覚悟にせよ。」



そ、そうでした…。


でも瀬名先生とキスしたり、
その先をしたりするのがまだ想像ができない。

壮介とだってキスせずに別れたから余計に。



「でも普段はああいう関係な訳だし、
先生も簡単には手出さないとは思うよ。」



舞の一言で私の焦りは救われた。



「そうだよね。」



舞には本当に助けられているなと思いながら、デザートに手をつけた。