「へー先生やるね。10個も下の女子と付き合うなんて。」

「え、先生26なの?」

「うん。あ、でも誕生日4月だからもう27かな。」



まだ23,4くらいかと思ってた…。
正直、こんな10個下のガキなんかと付き合ってくれることが不思議でたまらない。



「でも優佳が思ってるほど心配いらないと思うよ。
よく親戚の人にもう少し年齢相応の態度取れって言われてたくらい子供っぽいから。」



舞にそう言われて安心した。



「そうだ!前に私に彼氏出来たら舞の彼氏の話もしよって話したじゃん。舞の恋バナ聞きたいな〜。」

「えーあれは売り言葉に買い言葉のようなもんで、半分冗談だって。」



なんだーちょっとショック。

せっかく舞のプライベート知れると思ったのに。



「でも、今日くらいならいいよ?
…でも少しだけね、少し。」

「本当に!なれそめは前に聞いたから、うーん、じゃあどんなデートしたか。」

「どんなって…普通にショッピングしたり映画行ったり、時には家に行ったり。」