『あーーどうしよう。』



いきなり先生の大きな声が聞こえて、
体がびくっとなる。



『今、俺幸せすぎてそのまま天国に行けそう。』

「え、死なないで下さいよ!」

『例えだってば。』



良かったー。

そして、あの告白が冗談じゃないことに心から安心した。



『でも本当に俺でいいのか?
おおっぴらにデートできないし、校内でもイチャイチャできないけど。』



それは嫌だけれど、
この関係を続ける以上仕方ない。