ふと周りを見渡すと、
瀬名先生しか先生がいないことに気付いた。
もしかして先生たちが驚かせているとか?
ああだめだこれは本格的な肝試しかもしれない。
自分の番が近づくにつれ、
心拍数が上がってきて汗もすごい。
出口は建物を挟んで反対側にあるので、
終わった人たちの様子は見れないのが余計に不安にさせる。
ついに舞たちが林の中に入って行くと
入り口前の広場は私と実行委員1人と瀬名先生の3人になった。
実行委員の子とはとりわけ仲がいいわけではないから話かけようかすごく迷ったが、
向こうから先に話しかけてきた。
「優佳ちゃん肝試し好き?」
「いや、すごい苦手。
子どもの時一度お化け屋敷入ってからトラウマで。」
「うわー運悪いね。......あっ私はついていかないからね、肝試し。」
瀬名先生しか先生がいないことに気付いた。
もしかして先生たちが驚かせているとか?
ああだめだこれは本格的な肝試しかもしれない。
自分の番が近づくにつれ、
心拍数が上がってきて汗もすごい。
出口は建物を挟んで反対側にあるので、
終わった人たちの様子は見れないのが余計に不安にさせる。
ついに舞たちが林の中に入って行くと
入り口前の広場は私と実行委員1人と瀬名先生の3人になった。
実行委員の子とはとりわけ仲がいいわけではないから話かけようかすごく迷ったが、
向こうから先に話しかけてきた。
「優佳ちゃん肝試し好き?」
「いや、すごい苦手。
子どもの時一度お化け屋敷入ってからトラウマで。」
「うわー運悪いね。......あっ私はついていかないからね、肝試し。」