「じゃあさ、俺とデュエットしない?」


「する!」


「あはは、橙真ならそう言うと思った。でも何弾く?」


「この間弾いたあの練習曲とかどう?」


「おーいいかも!」


そう言って2人でギターを弾き始めた。



ふと目を閉じるとさっきのハーモニーが心を満たすように浮かんできた。