「敬語じゃなくていいよ!友達になるんだから。」


「ほんとに!?ありがとう。朱美ちゃん。」


「じゃあ、詩乃ちゃん。とっておきのお客様に演奏を聴いてもらおう!」


「うん!」


そう言うと、朱美ちゃんはバイオリンを弾き始めた。