その日が来た


病室に着いたが幸が見当たらない

検査は俺がしているんだから
トイレか?とナースに聞いたら
お兄さんの奥さんとどこかに行ったと・・・・・


俺たちは手分けをして探した




そして残った場所屋上

聞いた会話

「本当助かるなんて計算外だわ、お義母さんも私もあんたを可愛がる拓郎もお義父も嫌いなんだよ、この結婚むりやり難癖つけてあげたのに拓郎私には見向きもしなかった、そればかりか、幸にもちゃんと接してやれって、口を開けば幸・・・幸・・・とうんざりだからあんたにはこの世から消えて欲しいわけ、さぁこれを飲んでここから飛び降りなさいよ兄さんも望んでいるわよ」






「お兄ちゃんがそんな事望むわけない」




「おじけついたの?じゃあ
さっさとここへ来なさいよ」と腕を引っ張り先にたたせた



「自分から飛び降りないなら、突き落としてあげる、さぁ」






その間に下にはレスキューのクッションを引き積めた





「さぁこれで拓郎は私だけのもの」と幸を突き落とした




「きゃ~・・・・・・」



いいザマって後ろを振り向いた時

手錠がかけられた



「何よこれ?私はお義母に頼まれただけよ、なんで?」