「小松美麗………小松……あ、あった!」


新学期。今年で中学2年生を迎えました!


「美麗何組だったー?!」
「あっ、葵ちゃん!1組だったよー」
「うわっ、まじかよ!私4組だから遠いじゃん…」
「えーやだよー(;_;)」

園田葵ちゃん。性格はサバサバしてるけど本当に優しい子で私の自慢の親友なんだ。

「てか1組の面子最悪じゃね?美麗関わりない人ばっかじゃん」
「う"ぇー…ほんとだ…」

なんか怖い人たちばっかだし、、

「えっ、待って、でも拓哉くんと同じクラスじゃんあんた」

拓哉くん…?

「誰それ?」
「知らないの?超イケメンだよー♡」


ここから、全てが始まった。


★・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚


「美麗ちゃんオハヨっ!」
「あ、咲ちゃんおはよー(^_^)」

友達の前島咲。小学校から仲がいいんだ。

「美麗ちゃんの席二号車の一番前だよー」

一番前かぁ…

「ありがとう!」



ちらっと席を見てみると


私の隣の席に静かに読書をしている男子がいた。



(会話出来るかな?)