「そこのふたりー!うるさいぞ!お前ら注意されるの何回目だ?」
そこのふたりとは、紗英と佐倉くんのこと。
そんなことも、私にとっては微笑ましくて、紗英と目を合わせて笑った。
「ごめんなさーいっ。」
「何回言っても静かにならないから、席替えるかぁ。宮野、お前大河と替わってもらえる?」
「…へっ!私っ?」
「大河は俺の目の前に居ないと静かにならない。次の休み時間、交換しておいて。」
別に席を替えることは構わない。
でも…ーー
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…