ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
大量の荷物を抱えて
コンビニまでの道のりを歩く。
あのあと先輩に
「……でも諦めたくない。だから好きでいることだけは許してほしい」
そう言われたけれど、私はなにも言葉を返せなかった。
先輩のその言葉が本心なのか嘘なのか
もう何もかもがわからない。
『お前は保険だ』
『最初から好きじゃなかった』
そう言ったのは先輩なのに。
今更こんなこと言われてもわからない。
わからないよ。
呆然としたまま歩きコンビニに着いた。
店内に入り日向君のところに行くと
「…おかえり」
ふわりと微笑んでくれる。
でも、その笑顔は少し困ったような笑顔で。
それはきっと私の表情が暗いから。
「ただいま」
だから下手くそだけど私も笑顔を作った。
「荷物かして」
その言葉に、大丈夫だよと言おうとしたけれど荷物を持つという理由でついてきてもらったことを思い出し、小さいバッグを日向くんに渡した。
「お願いします」
…結局「こっちも持つから」と言って大きい方のバックまで持ってくれた日向くんには感謝しかない。
そして
「今日何食べたい?」
「…ん〜何でもいい…「却下。食いたいもんねぇの?」
「そうだな〜、強いて言えば…肉?」
「ふっ、じゃあ荷物置いたら買い出し行くか」
「うん、行く!」
ーーー日向くんが何も聞いてこないことに安堵した。
大量の荷物を抱えて
コンビニまでの道のりを歩く。
あのあと先輩に
「……でも諦めたくない。だから好きでいることだけは許してほしい」
そう言われたけれど、私はなにも言葉を返せなかった。
先輩のその言葉が本心なのか嘘なのか
もう何もかもがわからない。
『お前は保険だ』
『最初から好きじゃなかった』
そう言ったのは先輩なのに。
今更こんなこと言われてもわからない。
わからないよ。
呆然としたまま歩きコンビニに着いた。
店内に入り日向君のところに行くと
「…おかえり」
ふわりと微笑んでくれる。
でも、その笑顔は少し困ったような笑顔で。
それはきっと私の表情が暗いから。
「ただいま」
だから下手くそだけど私も笑顔を作った。
「荷物かして」
その言葉に、大丈夫だよと言おうとしたけれど荷物を持つという理由でついてきてもらったことを思い出し、小さいバッグを日向くんに渡した。
「お願いします」
…結局「こっちも持つから」と言って大きい方のバックまで持ってくれた日向くんには感謝しかない。
そして
「今日何食べたい?」
「…ん〜何でもいい…「却下。食いたいもんねぇの?」
「そうだな〜、強いて言えば…肉?」
「ふっ、じゃあ荷物置いたら買い出し行くか」
「うん、行く!」
ーーー日向くんが何も聞いてこないことに安堵した。