雛side




コーヒーを持って戻るとお兄ちゃんと美鈴は抱きあっていた



えっと、付き合ったのかな?

あたしどうしたらいいんだろ




「あ、雛こっちきて
俺ら話したいことがあるんだ」



『え?』



コーヒーを置いて、お兄ちゃんと美鈴が隣であたしが向き合うように座った



「俺と美鈴、付き合うことになった」



「ありがと、雛」



『え、あたし何もしてないよ
2人ともおめでと』