「奏帰るよー」

と親友の奈々から言われた。

「待ってー!奈々」

「わっ!痛ぁ…」

と背の高い人にぶつかる

「ご、ごめんなさい… って!」

思わずびっくりし体が固まる

「そ、奏汰!」

目の前に奏汰が居たのだ


「よ、よぉ!」

ぎこちない返事。

「じゃ、じゃね//」

その場から逃げるように…適当な返事をする。

「お、おぉ!」

ぎこちない。

「はぁ。」

ぬーと叫ぶ。

「ちょ、奏!しっかりして大丈夫?」

「わっ!なんだ奈々かぁー」

びっくりしてさっきのことを思い出す。

「なんだじゃないよ!大丈夫?」

「うん?大丈夫大丈夫 それよりアイス食べに行こっ!」

「あんたって子は調子いいんだから!」

「えへへ// ごめんごめん」

はぁ。さっき何で逃げちゃったんだろ…

それより何か奏汰顔赤かったようなぁ…

熱でもあるのかなぁ…心配だなぁ…

まぁ…気のせいか…

私どうしちゃったんだろ…

さっきのこと思い出すと胸がいたい…

あぁ。こういうことか

全然会ってないから顔見るとこうなっちゃうのかぁ…

何かつらい…

はぁ… ごめんね… 奏汰…

続く。