そして数学の時間になった。

でもなんとなく集中が出来なくて窓を眺めていた。

「星野さん?」

「あ、はい。なんでしょう?」

「黒板に書いてある問題を解いてください。」

「え、あ、はい。」と言って私は黒板に向かった。

私はその問題を解いている。

これはこうだから、こうなってこうだ!
だから、答えは(A+B) (−5+5)です

「正解です。だけどちゃんと授業は聞くように。」

「はい。」

「じゃ席に戻ってください。」

「はい。わかりました。」

キンーコンーカンーコン

「じゃチャイムがなったので今日はここまで!」

「起立、礼、ありがとうございました。」

「星野さんは今から数学準備室に来るように。」

「はい。わかりました。」