ーー真夏sideーー

私は城崎真夏。

私は小学校の時から美麗のことが好きだった。
友達としてじゃなくて、そう。好きな人として。美麗が初恋だった。美麗に一目惚れをしてしまってた。
最初はおかしいと思ったよ。
だけどいつも私は美麗のことしか頭になくて、ずっと美麗のことを考えていた。
あの可愛くて美人でなんでも出来るあの子。私と全然違う。
だから告白されても、連絡先交換してと言われても全部断ってきた。
だけど美麗に好きな人が出来たって言われた時、すごく悲しかった。しかも、私たちの担任の先生。
しかも今となっては美麗は担任の先生と付き合ってる。
それはすごく嬉しいけどなんか心がチクっと痛む。
これは何回も経験していることだから知ってる。
これは完全なる嫉妬。
私はいつになったら美麗のことを友達として見れるかな…。
でも、このままずっと美麗のことを好きでいたい。美麗、大好きだよ。
このまま気づかれないようにしなきゃ。


ーー真夏side終わり。ーーー