『倒れただろ。』

「うん。疲れてたからだと思う。」

『俺が悪かった。』

「どうして?」

『俺は、お前にいい事をする度にヘンな夢を見させてしまう。』

「いい事って……?」

『そのうち分かる。今はその時じゃない。』

「あ!!仲直りさせてくれたのってあなただったの?」

『まぁ、そういうこと。』

「ありがとね。でも、なんでそんなに不思議なことが出来るの?」