その日も4人で遊んでいた。

車の中で私の携帯がなくなり探していた。

「ねえねえ友樹くん!玲菜の携帯に電話して!」

「いいよ〜ちょっと待ってね〜」

友樹が携帯をいじるのを何気なくみると私の番号は登録されてないままだった。

その時は特になにも思わず、なんで登録してないんだよ〜!とふざけながら言うとごめんごめん番号見ただけで玲菜だって分かるからさ!と返され私は少し嬉しくなっていた。

その日は菜月と私と友樹と阿部ちゃんと彼らの地元の友達何人かで心霊スポットに行ったりして遊んでいた。
その後に友樹の家に行きみんなで寝ることになった。
みんな寝ていたが私はなかなか寝れず携帯をいじっていると友樹の携帯が鳴った。
ふと目をやるとラインが来ていた。

愛由美『友樹おはよう♡今日も暑いから熱中症にならないように仕事頑張ってね♡』

見ちゃいけないものを見てしまった気がした。