バタバタと走って私は旧校舎向かう。先輩が待ってるんだから!
旧校舎から近い三年生の先輩は昼休みパンを食べながらお気に入りの本を読んでいる。

私は一年生だから一番旧校舎からは遠いんだけど先輩に会いたいから昼御飯も我慢してる。だって先輩に会いたいんだから

息を切らしながらドアを明けると先輩は本に集中しているみたいだったからそっと近づいてゆっくりと座った。

先輩、今日もカッコいい。長い睫毛が眼鏡に当たってるはぁ~ダメだ。めちゃくちゃ好きになってる。