「とりあえず、SHRのときに一緒にいこう。


それまで、保健室にでもいてくれ。」


「はい、わかりました。」


金本先生は終始笑顔で、職員室に戻っていった。


顔は似ているのに、雰囲気は夕と全然違った。 


きっと二人は兄弟なんだろう。


それからしばらく、私は保健室で先生と話していた。