「ん。そっか。……まぁまた泣かれたら困るから助かった」




「ぎゃぁぁあああ」




隼斗の腕を思っ切りつかんでしまった。




「ねぇ、今なんか動いたよね!?なに!?」




「ふっ」




「え、笑った!?ちょっと!ほんとに怖いんだから」




「だって、お前。なんなんだよまじで」




頭をくしゃくしゃとされた。