みんなでお菓子を食べながらダラダラ、着々と作業を進めた。 「あ、もう真っ暗じゃん」 あたしが外を見て呟いた。 時計を見たらもう6時。 「まじだ。帰るか〜」 結局作業なんて全くせず、ずっと遊んでた冬馬が言った。 でもこんな遅くまでみんなで残ることなんて普段ないし、楽しい。 冬馬がいると断然。 喋んなくても、楽しい。 こんな感じで文化祭の準備を毎日、毎日。