『やっぱり、友達に戻ろう』
翔湊からライネがきた。
私はベッドに寝転び、とうぶん翔湊のトークは開かなかった。
『新奈、私…振られちゃった』
新奈に送った。
新奈はすぐにライネを見てくれた。
『え、なんで?』
聞かれる事はわかっていた。
翔湊と付き合っている間、喋りに行こうと翔湊の教室まで行った。
私は、正直男子が苦手で、とっても怖かった。
1ヶ月間あったのに、喋ったことは無い。
苦しくて、泣きそうになった…
しんどい。
だけど、翔湊を嫌いにはなれなかった。
それは長い間、翔湊を好きでいたから。
私は、翔湊と別れると決意し、翔湊のトークを開き
『少なかったけど、ありがとう。』
これだけを送った。
後悔ばっかり残っていた。